LANGUAGE

メニュー

サイトメニュー
閉じる
総合トップ最新情報えのでん駅アート ~ 各駅コンセプト ~

えのでん駅アート ~ 各駅コンセプト ~

2023.05.30
イベント

2023年3月より5月にかけて、藤沢駅から江ノ島駅にかけて装飾されたアートについて、企画制作を担当されたEastside Transition(イーストサイド トランジション)様による各駅コンセプトについてご紹介いたします。

 

テーマ 「わくわく、はっけん、ぼうけん、えのでん」

 

▼藤沢(EN-01)

 藤沢駅の外観が円窓に白壁という宇宙船のドックのように見えることから電車を宇宙船に見立てて、窓枠を使った文字がGOという言葉と電車が発射しているような噴射状のスプラッシュを表現しました。
また、ホームの端に旅人を見送る町娘を描くことで乗客の旅行気分を高め、降車ホームの壁面には宿場町を描くことで和の要素を取り入れ外国人観光客にも楽しめるような意図を込めています。乗車時の待ち時間に、旅の記念写真を撮れるスポットとしてトイレの周りにランドマークの江ノ島と江ノ電ロゴを描き、降車の際には江ノ電がいつもとは違う日常を味わえる路線ということを示せるように、改札を出る手前でタイポグラフィのアートをお楽しみいただけます。

 アート数:8か所 エノシマン(ピクトグラム):3か所

 

▼石上(EN-02)

 藤沢宿から江ノ島まで街道を歩く昔の人々を現代のアレンジで表現しました。21世紀の今にレトロやアンティークの良さを取り入れ、それをおしゃれに変換させている江ノ電の良さをアピールできるように考え、ホームで待っている人がこのミックスされた世界に入り込めるように人物を等身大で描きました。同様に外側の壁面にはアンティークな書体で江ノ島海道という標識をタイポグラフィでアートを描き、中からも外からも楽しめるよう駅をまるっとアートで覆っています。

 アート数:3か所 エノシマン(ピクトグラム):2か所

 

▼柳小路(EN-03)

 近隣の蓮沼に植えられている木の形から券売機をアート作品にしました。ホーム壁面にはパターンアートをベースに、柳小路のイメージである蓮沼や動物を描きました。ホームを降りて反対側から全体を見てお楽しみいただけると嬉しいです。
鎌倉方面のスロープには、今はもうなくなってしまった柳の小路(こみち)を復活させ、こちらは下校時の学生たちが見える位置に、垂れるペイントといったストリートアート的な要素を取り入れました。

 アート数:3か所 エノシマン(ピクトグラム):2か所

 

▼鵠沼(EN-04)

 改札を出ていただくと両サイドにある2つの出入口に、鵠沼の「鵠 = 白鳥」という意味から、飛んで抜けていく白鳥を描き時間の流れ表現をしました。
また、鵠沼にスケートボードのパークがあるということで改札行きエレベーター横に、スケートパーク行きと、ホームにあるアートへの導線を意味する看板文字アートを描きました。ホームから降りる階段には大きくスケートボードに乗っている人物を描き、この場所で立ち止まって写真を撮ることで他の乗客の妨げにならないように注意喚起の言葉もアートとしてデザインしました。お写真を撮る際はくれぐれも周りにご注意ください。

 アート数:4か所 エノシマン(ピクトグラム):3か所

 

▼湘南海岸公園(EN-05)

 一番目立つ駅正面の壁に、水中カメラで捉えた画角のサーファーを描きました。壁に沿ってついているパイプをサーフボードに見立てて、その位置より下は波ストライプ柄で海を上部の空色は青空を表現しました。改札の天井には同系の空色を使い、空に風船が飛んでいくようなタイポグラフィアートを描きましました。

 アート数:3か所 エノシマン(ピクトグラム):6か所

 

▼江ノ島(EN-06)

 ホーム壁面を海に見立てて、様々な海の生き物と文字を使いアート表現をしました。さらに6駅各駅をまたいだストーリーのあるゲーム的なアートの始まりとして、ピクトグラムが壁面の海に飛び込み「ぼうけん」が始まることをアートとして描きました。

 アート数:2か所 エノシマン(ピクトグラム):1か所